2025-03

祭祀の道‐日本人育成

第十三回 本能と理性

わけしるも いのちをすぶる わざはなし こゝろとさがは いきるいしすゑ(訳知るも(理性でも)命を統ぶる(支配する)技は無し 心と性(本能)は生きる石据へ(礎)) 明治の末期に生まれた流行歌に、「デカンショ節」といふのがあります。丹波篠山かい...
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第十二回 自然祭祀

かみほとけ ひとがかみしも さだめても かみはかみなり ほとけはほとけ(神仏 人が上下 定めても 神は上なり 仏は穂外毛)これまでは、祭祀のうちでも祖先祭祀を中心に話をしてきました。しかし、祭祀とは、齋(いは)ひ祀(まつ)ることの実践ですか...
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第十一回 祭祀と神仏参拝

みをすつり たからすつりし よすてひと なさけすつるも たまなすつりそ(身を捨つり 宝捨つりし 世捨て人 情け捨つるも 霊(たま)な捨つりそ)今回は、改めて私の信仰的告白をします。私は決して無神論者ではありません。祭祀を否定するすべての宗教...
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第十回 祭祀と家族

おやこまご たちかはりたる よゝやから かはらぬものは いへのとこしへ(親子孫 立ち替はりたる 代々家族 變はらぬものは 家督の永遠)家族の範囲と規模は、昔と比較すれば随分小さくなりました。昔と言つても、そんな遠い昔でなく、戦前と比較してで...
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第九回 祭祀と雛形

はらからと うからやからに ともからも すめらみくにの ひひなくにから(腹幹と 生幹家幹に 部幹も 皇御國の 雛國幹)あと丁度二週間経てば三月三日の雛祭りです。桃の節句とか、古くは上巳(じゃうし)の節句(節供)と言ひます。支那から伝来したも...
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第八回 礼と楽

はれとけと うやとゆるとの あはひとり みだれなきよの ことなるもがな(晴れと褻と礼と緩(楽)との間(調和)取り 乱れなき世の事成る(成就)もがな)関西のある高校の卒業式に関して実際に起こつた話です。ご多分に洩れず共産党員の教師が多いことか...
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第七回 産声と感謝

うぶこゑを かたじけなくも すこやかに いはひまつりし ひとのよのたび(産声を 忝なくも 健やかに 齋ひ祀りし 人の世の旅) 殆どの人は、お父さん、お母さんに対して感謝の心を持つてゐます。しかし、持つてゐない人も居ます。それどころか恨みすら...
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第六回 太陰太陽暦と祭祀

こよみする ひしりのつとめ はたされて たみやすかれと いのりたまひき(暦(日読み)する 日知り(聖)の務め 果たされて 民安かれと 祈り給ひき) 前回(第五回)では、「数へ年」が法律で廃止されたことについて述べました。これを復活させるのは...
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第四回 祭祀と言霊

ひをむかふ みてくらたてよ いつきせむ なこそおしめや ことたまのひと(靈を迎ふ 幣立てよ 齋せむ 名こそ惜しめや 言霊の靈止)今日は、すこし前までは成人の日として祝日でした。それがいまでは何の意味もない日(一月の第二月曜日)を成人の日の祝...
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第三回:供へ物と手向け物

おほあした やまのはのぼる あさひこを すめらとあふぎ なみだあふるゝ (元朝 山の端昇る 朝日子を 皇と仰ぎ 涙溢るゝ)人は、靈主體從(霊主体従)です。霊(たましひ)が主たるもの(本質)で、体(肉体)が従たるもの(現象)です。肉体が滅んで...